2008年11月 22日 (土)

来年の演奏会でメインの曲に決まったこの曲。今年の前半で候補に挙がるまで全く存じませんでした。
候補曲に挙がったところで一枚CDを買って聴きました。それがユッカ=ペッカ・サラステ指揮のフィンランド放送交響楽団の演奏によるものでした。
一つの演奏だけを聴き過ぎると、それが自分のなかで「標準」になってしまいそうなので違う録音を探してきました。
「シベリウス」の交響曲は第2番が有名で、そちらは沢山のディスクが有りましたがこの「1番」はスコアが輸入譜しか無い様に、録音もほとんどありません。
カラヤンがベルリンフィルを振って録音したのの一つだけが有りましたので買って来ました(18日火曜日)。
木曜日のヴァイオリンのレッスンで先生ともお話したのですが、オーケストラの完成度としてはこちらが圧倒的に「上手」です。
「北欧的」な響きとしてはフィンランド放送響の方が正統的なのかも知れませんが、各楽器の入りのタイミングとか音程とかはこちらの方がしっかりとしています。
どちらが良いかと云われると困りますが・・・。
演奏の参考にするには、初期はこちらの方が良いかも知れません。