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酔いどれ滑奏記

両人対酌山花開 一杯一杯復一杯 我酔欲眠君且去 明朝有意抱琴来  

2008年02月 25日 (月)

 EUGENE YSAYE Sonatas for solo Violin~Benjamin Schmid

DVC01307.jpg
イザイの無伴奏を弾くにあたって、参考音源としては以前ご紹介した加藤知子さんのCDしか持っていませんでした。

演奏の表現としては感銘を受けるところが多くて、自分の演奏でもテンポ感やらを参考にさせていただいていました。

しかしながら楽譜を深く読むにつれ、彼女の演奏は楽譜には余り忠実では無い様に感じたきた次第です。

そこで「楽譜に忠実」と云われる録音を探してみたところ、このCDにたどり着きました。

演奏者、ベンヤミン・シュミットは1968年ウィーン生まれの「イケメン」です。(笑)
今では40歳になるわけですが、この録音は1998年ですので写真は30歳の頃のものかと思われます。

加藤さんが「バッハの引用」の部分をバッハの原曲の様に弾くのに比べ、シュミットは楽譜に書かれたように「スタッカート」を強調して弾いている感じです。
3小節目からの「バッハを打ち消す」部分では、加藤さんはルバートなテンポで弾いていますが、彼は極めて忠実に同じテンポです。

どちらが良いかとは一概には云えませんが、鑑賞するなら加藤さん、曲を勉強するならシュミットってな処でしょうか?

他の演奏家が弾くこの曲を、もっと聴きたくなりました。
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posted by ひで at 21時42分  [音楽トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント

難しいですね。

>どちらが良いかとは一概には云えませんが・・・

私のような素人は「クラシックは音符に忠実に、ジャズは演奏家や楽器によってアレンジが楽しい」等と勝手な考えを持っていますが実に難しいところもあるのでしょう。

私の好きなクラシックの1曲にJ,S,バッハの「G線上のアリア」がありますが、これとてオーケストラや指揮者によってかなりニュアンスが変わるものだと思いました。
失礼!この程度なのです、ハイ(^^;)。

ジャズはスタンダードなものでも(スターダスト、Fly Me To The Moon、Moon River 等)かなり違いますよね。
まあ、それぞれに好きな演奏家が居ますが「いろんな表現の仕方があるなぁ、なんて考えながら聴いております。

でも、すごいなぁと思うのは、演奏に関しては対極ともいえるクラシックとジャズなのですが、両方とも息が長いというかいつの時代も愛される音楽なのですね。
これホントにすごいと思います。
(どうもラップだけは好きになれない私です)
posted by むく URL at 2008年02月25日 23時56分 [編集]

忠実では無い゛クラシック”

むくさんこんばんは。

クラシック音楽ってのは結構いい加減です。(笑)
バッハに代表される「バロック」なんかだと旋律以外は「通奏低音」としてコードで書かれていたりしますし、コンチェルトの「カデンツァ」は本来その時の奏者が即興で弾くべきものです。

モーツァルトのVn.コンチェルト等には幾種類もの「カデンツァ」が有りますよ。古い時代からの有名なものも有るし、演奏者が作ったものも有ります。

オーケストラ譜でも、最近は色々と校訂譜が出て音符の長さが違っていたりします。

元の音楽が素晴らしいので、本来の音はどうだったのか?(大昔の写譜の過程で間違った表記になっているのを直したと云う意見もあり)なんてのを研究している人もいます。

メトロノームの数字以外は感覚的な表現ばかりの音楽標語ですので、演奏する人や時が違えば違ったものになる方が当たり前の様に思います。

>どうもラップだけは好きになれない私です
わたくしも、これは何を表現しているのか理解できせん。(笑)
posted by ひで URL at 2008年02月26日 22時00分 [編集]

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アルペンスキーを始めたのは四半世紀以上前ですが、テレマークスキーは7年前から。
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何事も中途半端?

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